NFL シンシナティ・ベンガルズ vs ボルチモア・レイブンズ Week17

こんにちは!

今回はレギュラーシーズン最終週ベンガルズ対レイブンズ戦!

両チームともプレーオフには出れませんので、今年最後の試合です。

結果

YouTubeでアメリカ人の解説者がレイブンズ勝利を予想していましたが

結果的にはベンガルズのボロ勝ちでした。

ただ、この試合で少し驚いたのは

ベンガルズの3rdダウンコンバージョン成功率(3rdダウンからファーストダウン取れた確率)が

12.5%(1/8)

よくこれで勝てた。w

3rdダウンシチュエーションが8回しかなかったのも少ないけど

一回しか更新できなかったってやばい。

ダークホースの活躍

アメフトっていろんな勝ち方があって面白いなぁと思いましたが

この試合にはもう一つ興味を惹かれることが

・・・誰?

って感じですよね

ぼくもこの記事書くまでは知りませんでした

この人

ベンガルズ#33

RBのレックス・バークヘッドといいます

まさかの26歳

36歳と言われても疑わない写真ですが

この試合では

ラッシングで119ヤード、2タッチダウン

と活躍しました

このバークヘッドは

4年のプロキャリアで375ヤードしか獲得してなくて

そのうちの119ヤードをこの試合で稼いだわけです

シーズン最終戦でブレイク!

来年が楽しみ!

やっぱりNFLは層が厚い!

バークヘッドの功績

ってことが言いたいわけではなくて

この人を紹介したのは

学生時代の功績にあります

彼は2012年、大学生の時に

アップリフティング・アスリート・レア・ディジーズ・チャンピオン

に輝いています

・・・なにそれ?

こういうやつ?

って印象だと思いますが

これは

アップリフティング・アスリートという

アメリカの大学アメフト選手で構成されている

「難病に対してスポーツの力で希望を与えよう」

というミッションを掲げている非営利団体なのです

その中でもこの賞は

最も活躍した学生に与えられる賞です

では、バークヘッドは何をしてこの賞を受賞したのか

ある日、バークヘッドは

小児脳腫瘍を持つ6歳の男の子、ジャックくんと知り合いました

ジャックくんはネブラスカ大のエースランニングバックであるバークヘッドに憧れていて

会って一緒に遊ぶ機会をジャックくんのお父さんが作りました

バークヘッドはネブラスカ大の練習場やロッカールームなどを紹介し、

ジャックくんをもてなしました

ジャックくんのお父さんはバークヘッドにチームメイト全員分のリストバンドを渡し

ネブラスカ大の選手はみなリストバンドをつけて試合に挑みました

アメリカの学生アメフトは全国中継のテレビでやるほど人気で

ジャックくんはテレビの向こうで

お揃いの"ジャックリストバンド"をつけてプレーする選手たちを見て勇気付けられました

また、バークヘッドは個人的にジャックくんと

電話やメールで連絡を取り続けて交友を深めました

この交友関係はメディアにも取り上げられましたことで

ジャックくんは世間に広く認知され

ジャックくんのために設立されたウェブサイトには

4万人以上の閲覧者が訪れるまでになったのです

バークヘッドは

ジャックくんだけじゃなく

「小児脳腫瘍」

という難病を広く世に知らしめた功績を称えられ

アップリフティング・アスリート・レア・ディジーズ・チャンピオンを受賞しました

というわけで

なんていい話だ

素敵すぎる

ハゲてるとか言ってごめんなさい

老け顔とか

52歳に見えるとか言って申し訳ございませんでした

アメリカって日本より

こういう慈善活動が進んでる気がするんですよね

日本ももっとスポーツの力でできることはあると思う

ぼくもぼくができることをやらなきゃ

というわけで、

さっそくコンビニでもらったおつりを

募金箱に全額突っ込んで

ドヤ顔してきたのでした

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