こんにちは!
カウボーイズのスター選手トニー・ロモが引退を表明しました。
カウボーイズを離れ、どこのチームと契約するか動向を注目されていましたが、ロモは引退を選択しました。
引退の理由
キッカケはルーキーQBダグ・プレスコットにスターターを奪われたことにありますが、
理由について本人いわく、度重なる怪我で身体中ボロボロなこと、
自分の実力や年齢を総合的に判断しての決断らしいです。
確かにロモは2010年と2015年に鎖骨の骨折、
2013年に椎間板ヘルニアの手術、
極め付けは昨シーズンの背骨骨折。
他にも手の親指を骨折したり小さな怪我はつきませんでした。
ここ2シーズンで5試合しか出れていません。
怪我がここまで多くなければもう少しやれたかもしれないと思うと残念ですね。。
(怪我してなければプレスコットが試合に出ることも無かったのかな…)
引退後は
ロモのセカンドライフは、テレビキャスターをやるそうです。
I guess it's time to start dressing up. #CBS pic.twitter.com/GseSRiyNOo
— Tony Romo (@tonyromo) April 4, 2017
口が上手いし、顔もなんとなくキャスターっぽいので意外と向いているかもしれません。
スーツも似合ってますね。
ロモといえば
ロモを語るには、彼のシンデレラストーリーは外せません。
2003年にドラフト外で入団し、2年間は控えで試合出場なし。
しかし2006年に2番手QBへと格上げされると、スターターだったドリュー・ブレッドソーの怪我でチャンス到来。
このチャンスをしっかり掴んだロモは、ここから活躍が始まります。
しかし、同年のワイルドカード・プレーオフ。
4Q残り1分ほどで逆転のFGチャンス。
ホルダーのロモはスナップされたボールを取り損ない、キック失敗。
彗星の如く現れたロモの2006年シーズンは幕を閉じました。
それ以来ずっとロモはカウボーイズのスターターで活躍。
レギュラーシーズンは勝ちを重ねて調子がいいシーズンが多かったのですが、なかなかプレーオフでは勝てず。
勝負弱いというレッテルを世間から貼られてしまいました。
一方で、ロモはビッグプレーを起こす期待がすごく高くて
決勝点をあげるプレーを率いた回数がカウボーイズ記録だったりします。
逆境に強くてエンターテイナーとしての素質がとてもあった選手だったなぁと思います。
人気が高い選手でぼくもロモの引退はすごく残念ですが、テレビキャスターの世界で活躍することを祈ってます。