こんにちは!
Xリーグチーム紹介の第4弾!
近年、メキメキと力をつけているIBMビッグブルーをご紹介したいと思います。
IBMビッグブルー
アメリカの大手IT企業であるIBMが保有するクラブチームです。
クラブチームなのでIBM社員じゃない選手もいます。
というかほとんどIBM社員じゃないらしいです。w
本拠地は千葉県八千代市で、
IBMのラグビー部と同じ場所で練習しているようです。
ちなみに、IBMのラグビー部のことも「ビッグブルー」といいます。
2014年はチーム史上初のジャパンエックスボウル出場、
2016年はパールボウル初出場&初優勝しました。
同年秋シーズンのセミファイナル富士通フロンティアーズ戦、
残り数秒まで勝っていましたが、サヨナラFGで惜しくも敗戦。
あと一歩のところでジャパンエックスボウルを逃してしまいましたが、
ビッグブルーも日本一を狙うに十分なチーム力があります。
栗原崇選手
今、NFLに最も近い日本人、WR栗原崇選手。
大学卒業後はパナソニックインパルスでプレーしていましたが、
2012年にパナソニックを退社し、NFL挑戦を決意します。
2013年にはレイブンズのルーキーミニキャンプに参加し、
そこでの実力が評価され本番のキャンプにも招待されましたが、ビザの関係で参加ができませんでした。
でも、レイブンズのHCジョン・ハーボーとの2ショット写真は日本アメフト界に衝撃を与えましたね。w
その後、日本に帰国しビッグブルーに加入した栗原選手は、
圧倒的なスピードとフィジカルでXリーグでも活躍。
UCLAでスターターを務めていたQBケビン・クラフト選手のメインターゲットとして、ビッグブルーのオフェンスを牽引しています。
栗原選手は、日本でアンダーアーマーを発売している株式会社ドームとスポンサー契約をしています。
アンダーアーマーのモデルになったり、DNSというプロテイン商品のパッケージにもなっています。
テレビにも出たり、ほぼ芸能人ですね!
ジェームス・ブルックス選手
アリゾナ州立大学からやってきた最強のDEジェームス・ブルックス選手。
195cm、123kgというNFL選手みたいな体格、
手の長さと太さは近くで見ると人間離れしています。
体の大きさだけでなく、パスラッシュ時のスピードや、スピンムーブなどのテクニックも抜群です。
1対1では絶対に勝てません。
ダブルチームでもしばしば突破されてしまいます。
ブルックス選手の隠れた魅力は、FGのブロック率です。
日本人OLをなぎ倒してバンバンブロックしまくってますが、アリゾナ州立大学時代にもFGをブロックして試合の勝利を決めています。
これはすごい。
ジャンプして届くのか。w
革命のチーム
2012年、日本で初めてアメリカの一流カレッジでスターターを務めるレベルの本格QB(ケビン・クラフト選手)を連れてきたビッグブルー。
QBはオフェンスの中心なので言語の違いによるコミュニケーションの弊害がモロに出ます。
しかし、ビッグブルーはそれを物ともせず、早いテンポのノーハドルオフェンスを展開。
今や日本で1番オフェンス力のあるチームと言えるでしょう。
クラフト選手の成功例から他のチームも続々と外国人QBと契約しました。
富士通フロンティアーズのコービー・キャメロン選手や、
ノジマ相模原ライズのデビン・ガードナー選手など、一流大学のスターターレベルが続々と日本にやってきています。
その先駆けはビッグブルーだったのですね。
はっきり言って、外国人QBの流行は日本アメフトのレベルを一段階上げたと思います。
生で見るとパスの速さや正確性は日本人のそれとは段違いです。
日本のアメフトに革命を起こしたビッグブルー。
これからも新しいことを見せてくれたら面白いですね!