こんにちは!
2017年パールボウル決勝、IBMビッグブルー vs オービックシーガルズの試合が6月19日(月)に行われました!
デーモン閣下による悪魔のハーフタイムショーや、ラグビーのアイルランド代表とユニフォーム交換が行われるなど試合以外にも見所満載でしたね。
さて、本題のパールボウル試合結果はこの通り。
接戦をものにしたオービックシーガルズが3年ぶり6回目の優勝です!
オービックシーガルズの皆さん、そして千葉県習志野市の皆さん、おめでとうございます!
そして僕のオービック勝利の予想が的中しました〜。w
オービックシーガルズの勝因
今年のシーガルズは得点力に長けていて、それが決勝の舞台でも存分に発揮されました。
QBイカイカ・ウーズィー選手と菅原選手2人合わせて10人のレシーバーに投げ分け、パスで209ヤードを獲得。
優秀なレシーバーが揃っているシーガルズですが、この日1番目立ったのは83番水野選手。
キャッチは2回のみでしたが、31ヤードタッチダウンを含むチームトップの51ヤードレシーブ。
31ヤードタッチダウンレシーブでは、ビッグブルーのDBが2人で水野選手をカバーしていましたが、見事にスピードで抜き去りました。
加えて、第1Q中盤にはビッグブルーのカバーチームをスピードでまくり、98ヤードのキックオフリターンタッチダウン!
この日2タッチダウンの活躍から、試合後にはMVPに選ばれました。
IBMビッグブルーも惜しかった!
第1クウォーターにパスとキックオフリターンで立て続けにタッチダウンを取られ、シーガルズが圧勝しちゃうんじゃないかと思いましたが、第2クウォーター以降はなんとか持ち直しました。
QB政本選手とケビン・クラフト選手の2人で24回のパスを成功させ、シーガルズの14回より多くのパスを通しましたが、
一方でシーガルズDB田中選手に2回もインターセプトを喫したのが痛かったですね。
ビッグブルーは栗原選手、白根選手、ジョン・スタントン選手らレシーバー陣が活躍しましたが、
特に栗原選手は7キャッチ、92ヤード、2タッチダウンの大活躍。
最初のタッチダウンではNFL選手ばりのライン際でつま先を残すスーパーキャッチ。
さらにさらに、第4クウォーターでは20対29と点差が開きもうダメかという雰囲気が漂った直後、
93ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決め、フィールドゴールで逆転できるまでに点差を縮めました。
この日はパスとリターン合計で283ヤード、3タッチダウンという凄まじい数字。
ビッグブルーが勝っていれば間違いなくMVPだったと思います。
ボウルゲームらしい締まった面白い試合
両チームとも拮抗した実力で、観てて非常に面白い試合でした。
ただ一点だけ差がついたところとしたらランプレーですかね。
1試合を通してシーガルズはランで117ヤードでしたが、ビッグブルーは60ヤードと完全に封じられました。
シーガルズも記録としてはいまひとつですが、第4クウォーターの最後のオフェンスでは、時間を潰すための見え見えのランプレーがコンスタントにゲイン出来ていたのが大きかったです。
シーガルズの強力なオフェンスラインと、パワーランナー望月選手のコンビネーションは強力でした。
やはり最近はNFLでもランプレーが強い方がボウルゲームに勝つ兆候がありますね。
秋の初戦もまた東京ドームでオービックシーガルズ vs IBMビッグブルーです。
同じ場所で同じ相手ということで面白い展開になりそうですね。
両チームとも秋の本番に向けて手の内を隠している部分もあったと思うので、また白熱の試合になりそうです!