こんにちは!
2019年のNFLドラフトで全体1位指名を獲得しアリゾナ・カーディナルスに入団したQBカイラー・マレーをご紹介します。
シーホークスのQBラッセル・ウィルソンの再来と言われているマレー。
どのような人物なのか、ご紹介したいと思います。
マレーの基本的なデータ
誕生日:1997年8月7日(21歳)
出身地:アメリカ/テキサス
身長:1.78m
体重:94kg
身長はNFLでQBをやるには低いですね。
ラッセル・ウィルソンと共通するところの1つです。
テキサス A&M大学時代
2015年にテキサス A&Mに入学しました。
現パンサーズのQBカイル・アレンとのスタメン争いに破れますが、チームがシーズン2連敗したことでチャンスが訪れます。
シーズン5TD、7INT、パサーレイティング109.2とまずまずの記録を残しました。
そして、シーズン終了後にオクラホマ大学へ移籍することになりました。
オクラホマ大学時代
移籍後は1年間試合に出れないというNCAAルールにより、2016年は出場機会がありませんでした。
ベイカー・メイフィールド・ルールと呼ばれるルールです。
奨学金を出せる裕福な大学が有利にならないようにするルールですね。
NCAAルールの制限が溶けた2017年シーズンは、現ブラウンズのベイカー・メイフィールドのバックアップQBとして1年間を過ごしました。
(上記ルールの元になった選手ですね)
メイフィールドも2018年のドラフト全体1位でブラウンズに入団しましたが、この年のメイフィールドは神がかっていたため、マレーにはあまり出場機会がありませんでした。
そしてメイフィールド卒業後の2018年、スターターに選ばれたマレーはハインズマン賞を受賞する大活躍をみせました。
投げては4,361ヤード、42TD。走っては1,001ヤード、12TD。
投げて4,000ヤード、走って1,000ヤードという記録は、2015年に記録した現テキサンズのQBデショーン・ワトソン以来史上2人目の快挙でした。
野球センス
実は、マレーは2018年にオークランド・アスレチックスからドラフト1位指名されています。
NFLドラフトの1年前ですね。
MLBとNFLからドラフト1位指名されたのは、マレーが歴史上初とのことです。
ただしMLBでプレーはしていません。
家族
お父さん
ケビン・マレーは、元テキサス A&MのQBでした。
49ersにも一瞬入団しましたが、足首の怪我などを理由に即リリースされています。
叔父さん(お父さんの弟)
カルビン・マレーは元メジャーリーガーです。
センターを守っていて、サンフランシスコ・ジャイアンツ、テキサス・レンジャーズ、シカゴ・キャブスでプレーしました。
かの有名なランディ・ジョンソンの投げた球が鳩に当たった事件の時のバッターがこのカルビン・マレーでした。
お母さん
カイラー・マレーのお母さんはアフリカ系アメリカ人と韓国系アメリカ人のハーフです。
つまり、マレーは韓国人のクウォーターです。
言われてみれば少しアジアンっぽい感じがありますよね。
まとめ
マレーは、シーズンを通してプレーした経験が2018年シーズンの1年しかないため、そこを懸念していたスカウトもいたそうです。
しかし、投げて走って非常に高いセンスを感じますし、親族もスポーツ選手のサラブレッドですから、私個人的にはあまり心配していません。
おまけにアジア人の血も引いていて、将来の活躍が楽しみですし、これからも注目したい選手ですね。