こんにちは!
ジャイアンツのエースWRオデル・ベッカムJr(以下、OBJ)がOTAに参加しておらず、その理由が明らかになっていないようです。
OTAっていうのはミニキャンプ前のチーム練習で、参加は任意となっていますが、
契約に不満がある選手などは除いて、ほとんど全員の選手が参加します。
OTAってなんじゃ?と思った方は過去記事のこちらもどうぞ。
なぜOBJはOTAに参加していないのでしょうか?
不参加理由はノーコメントで
インタビューで不参加理由を聞かれても、
「ノーコメント。チームは好きだし、シーズンは楽しみだよ。」
としか答えていないようです。
「別に」って答えて一世を風靡したどこかの女優さんみたいですが、w
実はOBJがOTAを欠席しているのには明確な理由があります(あくまで推測ですが)。
契約に不満か
OBJは自身の契約に不満があるようです。
ジャイアンツは今年、OBJに5年目オプションを行使しました。
5年目オプションとは、ドラフト1巡選手の契約は通常4年までですが、それを5年まで伸ばせるというNFLのルールです。
OBJとしては、5年目オプションで1年契約を伸ばすだけじゃなく、長期の大型契約を結びたかったんだよっていう希望があったのかもしれません。
もしくは、今年5年目オプションを行使することに対してではなく、
翌年5年目オプションが終わった際の契約更新のための布石なんじゃないかって思ってます。
OBJって破天荒に見えて意外としたたかで頭が良いんですよね。w
OTA不参加は、契約更新に向けて伏線を張っているのかもしれません。
周りの反応
任意参加とはいえ、練習をサボっているんだから周りの反応は良くありません。
HCベン・マカドゥーはメディアに対し、
「OTAは選手間でコミュニケーションをとって信頼関係を築く時間だ。全選手に参加してほしい。特に優れた選手には参加してチームを引っ張ってほしい。」
とコメントしています。
確かにQBイーライ・マニングとのコミュニケーションは既に抜群ですが、
今年新加入のベテランWRブランドン・マーシャルや、
ドラフト1巡TEエバン・エングラムらとコミュニケーションを取る機会を逸してしまいます。
NFLはビジネス
OBJも必須参加のミニキャンプには参加を表明しています。
しかし、ミニキャンプまでチームと合流できないのはジャイアンツとしては不安要素です。
NFLはビジネスだってよく言うけど、個人とチームの契約のゴタゴタがこういうところに響くんですね。
なんか個人主義というか、資本主義というか、、
チーム一丸となってあの夕日に向かって走るぞ!
みたいな青春の感じが無い、大人の世界ですね。w