こんにちは!
2016年度のスーパーボウルも終わりNFLはオフシーズンに入りましたね。
オフシーズンは人事の季節ってわけで、既に各チームで色んな動きがあります。
その中から、ジャイアンツのWRビクター・クルーズがカットされたニュースについて取り上げます。
ルーキーシーズンから活躍
クルーズは2010年、ドラフト外でジャイアンツに入団。
ドラフト外入団ながら、2010年のプレシーズンでは
リーグ1のレシービングヤードと、レシービングタッチダウン数を記録!
(あくまでプレシーズンで、レギュラーシーズンじゃないよ)
ドラフト外の新人が、並みいるスター選手を抑えてリーディングレシーバーになるんだから痛快ですね。w
この功績からジャイアンツのロースター枠(53人までの選手登録)に残りました。
2年目以降も活躍
翌年にはシーズン1,536レシービングヤード、9タッチダウンの大活躍。
week16のジェッツ戦では、
NFL記録となる99ヤードのタッチダウンレシーブを記録。
この年のスーパーボウル勝利にも貢献し、一躍スター選手に。
クルーズがタッチダウン後に披露するサルサダンスは彼の代名詞になりました。
ドラフト外で入団したクルーズですが、2013年の契約更改では、5年4500万ドルという大型契約。
無名選手から名実共にスター選手となりました。
膝蓋腱断裂から解雇へ
そんな順風満帆に見えたクルーズですが、
2014年のイーグルス戦、膝蓋腱(しつがいけん)断裂の大怪我を負ってしまいました。
2014年は6試合の出場でシーズンアウトに。
2015年のサマーキャンプで復帰できるかと思われましたが、今度はふくらはぎを負傷。
手術をしたりなんだかんだで2015年シーズンはオールアウト。
昨シーズン(2016年)からなんとか復帰。
試合前に祈りを捧げる姿が印象的でした。
しかし、シーズン記録は586レシービングヤードと、かつてほどの輝きを失ってしまいました。
そしてシーズン終了後、2月13日にジャイアンツを解雇されたのでした。
他のチームへの移籍
2016年は記録が伸びませんでしたが、時間が経つにつれ昔の動きは戻ってくるはずですし、本人もまだやれるとコメントしています。
ジャイアンツがクルーズを解雇したのは金銭的余裕が無いだけで、
クルーズの実力を軽視しての解雇ではありません。
早く移籍先を見つけて欲しいし、来シーズンもまたサルサダンスが見たい!