こんにちは!
2017年シーズン、期待に応えて活躍したルーキーもいれば、ドラフト下位指名から思わぬ大活躍をしたルーキーもいましたね。
一方で、ドラフト上位指名で期待されて入団したのに活躍できなかった選手もいます。
そんな不完全燃焼のルーキーたちは、2年目となる2018年シーズンにブレイクできるでしょうか。
2018年こそは活躍を期待される2年目選手たちトップ5をご紹介します。
ミッチェル・トルビースキー(ベアーズ)
2017年ドラフト全体2位、1巡指名でベアーズに入団した、ミッチェル・トルビースキーです。
ドラフト前から注目されていましたね。
2017年は12試合に先発しましたが、パッとした成績を残せていません。
シーズン記録はこの通り。
パス成功率 | パスYDS | TD | INT | パサーレイティング |
59.3% | 2,193 | 7 | 7 | 77.5 |
パッシング200ヤードを超えた試合は、わずか3試合のみ。
しかし、可能性を感じさせるのは、意外と高い機動力です。
こちらは昨年のラッシング記録。
ATT | YDS | AVG | TD |
41 | 248 | 6.0 | 2 |
決して良い記録とは言えませんが、アベレージで6ヤードは悪くありません。
ポケット内でのフットワークも軽く、実は走れるQBなのかもしれませんね。
これに加えて、2018年からベアーズは
2015年に1,400ヤードレシーブを記録したWRアレン・ロビンソン
WRテーラー・ガブリエル
TEトレー・バートン
の3選手を獲得。
2017年のベアーズはレシーバーの層が薄かったのも成績不振の一因です。
エースレシーバーらしい選手がいなかったので、今年はロビンソンに期待したいです。
(ロビンソンは怪我明けなのが不安要素ですが…)
レシーバーを補強し、NFLのスピード感やディフェンスに慣れた2年目は、爆発する可能性大です!
ジョー・ミクソン(ベンガルズ)
2017年ドラフト全体48位、2巡指名でベンガルズに入団した、RBジョー・ミクソンです。
2017年は14試合に出場し、そのうち7試合で先発出場しました。
成績はこの通り。
試合 | スターター | ラッシング | レシービング | ||||||
ATT | YDS | AVG | TD | REC | YDS | AVG | TD | ||
14 | 7 | 178 | 626 | 3.5 | 4 | 30 | 287 | 9.6 | 0 |
格別悪くありません。
ランもレシーブもできる器用な選手です。
1試合で20キャリー以上することもあり、そのタフさも売り。
ベンガルズは、ベテランRBジェレミー・ヒルをペイトリオッツへ放出しましたので、ミクソンがボールを持つ機会が増えそうです。
一方で、ビルズからOTコーディー・グレンを獲得し、オフェンスラインの強化ができました。
今年は昨年より走って1,000ヤードラッシャーになるのを期待したいですね!
タカリスト・マッキンレー(ファルコンズ)
2017年ドラフト全体26位、1巡指名でファルコンズに入団した、DEタカリスト・マッキンレーです。
マッキンレーもドラフト前から注目されていました。
昨年の成績はこちら。
試合 | スターター | タックル | ソロ | アシスト | QBサック | パスカット | ファンブルフォース |
16 | 0 | 20 | 15 | 5 | 6 | 1 | 2 |
サック数はエイドリアン・クレイボーンの9.5回に次いでチーム2番目。
昨年爆発したビーズリーの5回より多いんです。
一流のパスラッシャーは15回、16回くらいしますが、6回も決して悪い数字ではありません。
というか、ファルコンズのデプスチャート的に、マッキンレーは序列3番目。
ローテーションで出場していたことを考えると、むしろ良い成績なのかもしれません。
クレイボーンは2018年シーズンからペイトリオッツへ移籍しました。
マッキンレーの出場機会が増えると思われますので、スターターとして1年間フル出場出来たら15回、16回とQBサックを記録できるかもしれません。
コーリー・デービス(タイタンズ)
2017年ドラフト全体5位、1巡指名でタイタンズに入団したWRコーリー・デービスです。
デービスもドラフト前から注目されていた選手です。
2017年の成績はこちら。
試合 | スターター | REC | YDS | AVG | TD |
11 | 9 | 34 | 375 | 11 | 0 |
怪我のため11試合にしか出場できませんでした。
そのうち9試合にスターターとして出場。
TDがゼロなのが気になりますが、ポストシーズンのペイトリオッツ戦では2タッチダウンを記録しています。
サイズが大きいしスピードもあるので、ディープターゲットとして充分に期待できます。
カウボーイズのWRデズ・ブライアントも1年目は561ヤードだったことを考えると、2017年の記録に悲観せず、2018年に期待したいですね!
パトリック・マホームズ(チーフス)
2017年ドラフト全体10位、1巡指名でチーフスに入団したQBパトリック・マホームズです。
マホームズが活躍を期待されていることは以前の記事でもご紹介させていただきました。
昨年の成績はこちら。
試合 | スターター | COMP | ATT | PCT | YDS | TD | INT |
1 | 1 | 22 | 35 | 62.9% | 284 | 0 | 1 |
チーフスは不動のエースQBアレックス・スミスがいたので、シーズン最終戦の1試合のみの出場でした。
タッチダウンパスなし、1インターセプトではありましたが、安定したクウォーターバッキングで才能の片鱗は感じられました。
RBカリーム・ハント、
WRタイリーク・ヒル、
TEトラビス・ケルシーらそうそうたるオフェンスですが、
2018年は彼らに加えてラムズからWRサミー・ワトキンスが加わります。
2015年に1,000ヤードレシーブを記録しているワトキンスが加わり、マホームズを支えるメンバーは盤石の布陣。
チーフスオフェンスはマホームズにかかっていますね!
まとめ
カレッジ時代は、スター選手扱いで鳴り物入りでNFLに入ってくる選手がほとんどですが、NFLで活躍できる選手はその中のほんの一握りです。
でも、この5人は2018年にブレイク出来ると思うし、ブレイクすることを祈っています!
来年の今頃にこの記事を見返すのが楽しみですね!