こんにちは!
昨年1勝15敗に終わったブラウンズは、柱となるスターターQBがいないことが長年の悩みとなっています。
ブラウンズにドラフト2巡目で指名されたQBデショーン・カイザーは、チームを生まれ変わらせるようなスターQBになれるでしょうか!?
ライバルは多い
カイザーにはたくさんのライバルQBがいる現状です。
3日間で行われるブラウンズのルーキーミニキャンプに参加したQBの人数は、カイザー含めて5人もいます。
カイザー以外の参加メンバーは以下の通り。
・ブランドン・ウィーデン(元テキサンズ)、33歳
・ブライアン・ホイヤー(元49ers)、31歳
・ジョシュ・マカウン(元ジェッツ)、37歳
・ロバート・グリフィン3世(元ブラウンズ)、27歳
ルーキーミニキャンプといいながら知らないベテランばかり。w
しかも3月10日にブラウンズをリリースされたばかりのRG3も参加しているんですね。
いずれにせよ、競争相手が多いので、このミニキャンプではしっかりアピールして欲しいです。
現実問題、カイザーがスタメン争いをするのはこの2人、
昨年ブラウンズのドラフト3巡コーディ・ケスラーと、
テキサンズから移籍したブロック・オズワイラーの2人。
オズワイラーは何とも言えないけど、ケスラーは化けるかもと個人的には思っています。
カイザー自身も一皮剥けたい
193cm、106kgの恵まれた体格から投げれて走れる、
ポケット内での動きもいいし、名門ノートルダム大学出身でフットボールIQも高いと評判です。
これだけ聞くとすごく良さそうですが、パスの正確性に懸念を持たれています。
ノートルダム大学のコーチも、もう1年大学で経験を積むべきだったと言っています。
というのも、カイザーの大学通算でのパス成功率は60.7%でしたが、
大学最後のシーズンは58.7%に下がっています。
タッチダウン数0の試合が2試合あるなど、ノートルダム大学での最後のシーズンは4勝8敗と大きく負け越しています。
カイザーがブラウンズでスターターを勝ち取るには、
パスの正確性をあげて、チームを勝たせるプレーに徹せられるかにかかっているでしょう。
カイザーのスター性に期待!
カイザーにとっては2巡指名でラッキーでした。
というのも、1巡指名だと即戦力を期待されミスを許されないようなプレッシャーがありますが、
2巡指名でしたらそこまでのプレッシャーもなく、気長に成長を待てます。
前述したカイザーの未熟さも逆にいうとまだまだ伸び代が多いということ。
すでに大学の時から知名度抜群でスター性があるカイザーだから、
のびのび練習してもう一段階成長できたら一流のQBになれそうな予感です。